コラム

Airdog X5sの修理依頼急増中!電源が入らない原因と解決方法とは?

最近急増中の「X5sが起動しない」トラブルとは?

「エアドッグの電源が突然入らなくなった」

近頃、当店に届くご相談の中で、特に急増しているのがAirdog X5sの電源トラブルです。

「ボタンを押しても反応しない」
「ランプがまったく点灯しない」
「ある日突然、動かなくなった」

こうした声は決して珍しいものではなく、ここ半年ほどで急激に問い合わせが増えています。特に、購入から2~4年程度が経過したタイミングで発生しやすく、使用環境や稼働頻度にかかわらず症状が出る傾向があります。

中には「メーカーに問い合わせたけれど、対応できないと言われた」「買い替えをすすめられて困っている」という方も少なくありません。X5sはまだまだ使える高性能モデル。小さなパーツの不具合で全体が動かなくなっているだけのケースも多く、適切な修理を行えば復旧する可能性は十分にあります。

「実際に分解中のAirdog X5s。外装を外すと、内部構造の複雑さがよく分かります」

Airdog空気清浄機を分解して整備・清掃中の様子。各種フィルターや工具類がブルーシート上に並べられている。

次章では、X5sで電源が入らなくなる原因として考えられる代表的なトラブルについて詳しく解説していきます。
「本当に直せるの?」「何が悪いのか分からない」とお悩みの方に向けて、専門的な視点から読みやすくご案内します。

X5sが動かない原因はこれ!内部に潜む3つのトラブル要因

Airdog X5sがまったく動かなくなる。その背景には、いくつかの代表的な原因が潜んでいます。
ここでは、当店にて実際に診断・修理を行った中で多かった 「3つの不具合パターン」 を紹介します。

① センサースイッチの故障

まず最も多いのが、内部センサーやスイッチの不具合です。
X5sは非常に繊細なセンサースイッチが内蔵されており、ちょっとした接触不良や経年劣化でも、電源が全く入らなくなることがあります。

このスイッチは表面上は見えず、本体を完全に分解しなければ確認・交換できません。また、パーツ自体が小さく繊細で、ハンダ付けを伴うため修理には一定の技術を要します。

「内部に取り付けられたセンサースイッチ。わずかな劣化でも反応しなくなることがあります」

Airdogのインターロックスイッチを交換するために配線修理を行っている様子

② 基板や周辺パーツの経年劣化・接触不良

もう一つの代表的な要因は、電源基板やその周辺パーツの接触不良や腐食です。

特に、内部にホコリや湿気が入り込むと、コネクタや端子部に汚れが蓄積し、電流の流れが不安定になります。結果的に、「スイッチは正常でも電源が入らない」といった症状が出ることも。

「分解した内部の様子。ホコリが基板まわりに堆積し、接点不良を引き起こすことがあります」

エアドッグ内部の電源基板と配線の様子。ホコリが蓄積し、清掃前の状態が確認できる。

③ ファンモーターへの負荷・内部パーツの摩耗

X5sは大風量を長時間維持する設計のため、ファンモーターにかかる負荷も大きい機種です。
長年使用していると、ファンの回転抵抗が高まり、モーターが起動に失敗するケースもあります。

内部で一部が引っかかっていたり、グリスが乾燥していたりすることもあり、単純に「壊れた」と判断するのは早計です。

実際には複数の原因が複合するケースも

実際の修理では「センサーだけ」「基板だけ」という単純なトラブルよりも、複数の軽微な不具合が重なって電源が入らなくなるケースの方が多いです。
そのため、目視だけで判断せず、電圧や通電の確認、基板チェック、配線の目視点検などを一通り行う必要があります。

次章では、実際に当店で対応した修理事例をご紹介しながら、どういった作業を行ったのかを詳しく解説していきます。
部品交換の実際の流れや、精密な修理作業の様子にもぜひご注目ください。

今回の修理対応内容 | パーツ交換と精密な内部作業の実例

今回ご依頼いただいたのは、「電源が入らない」というAirdog X5sの修理案件。
外観に目立った破損はなく、経年劣化による内部トラブルが疑われました。

お客様からは「フィルター清掃したタイミングで急に起動しなくなった」とのご相談。すでにメーカーからは「修理保証外」との案内を受けており、買い替えも検討していたとのことでした。

▼ 分解と診断 ― 外からは見えない故障を探る

まずは分解して内部の状態を確認します。Airdog X5sはネジの本数も多く、内部も非常に密に組み込まれており、慎重に作業を進める必要があります。

「取り外したX5s内部パーツ。精密な部品が密集しており、慎重な作業が求められます」

分解されたAirdog本体と各パーツが並べられている様子。内部にはホコリが蓄積しており、洗浄前の状態がわかる。

内部を確認したところ、電源スイッチ部分のセンサーに微細な破損が見られました。外観には異常がないように見えても、導通確認や押下テストで反応が鈍く、電流の流れが不安定な状態です。

また、周囲には細かい粉塵の付着も確認され、これが静電気の発生や通電エラーを引き起こしていた可能性も。

▼ スイッチの交換とハンダ作業

センサースイッチは既製品での交換が難しいため、同等品にてハンダ付け交換を行います。
この作業には部品選定の知識と確実な接続技術が求められます。

「スイッチ部分の交換作業。専用の道具で丁寧にハンダ付けを行います」

エアドッグのセンサー用スイッチを半田付けして修理している作業中の手元の様子

スイッチ交換後は、他の基板まわりのチェックも行い、念のためホコリの除去と接点クリーニングを実施しました。今回、基板そのものに目立った損傷はありませんでしたが、念のため通電テストを繰り返しながら調整を進めました。

▼ 起動テストと復旧の確認

最終的に、交換後のスイッチはしっかりと機能し、電源がスムーズに入る状態に復旧。
通常モード・風量切り替えなども問題なく動作し、30分以上の連続稼働テストでも異常なし。

「修理後のX5s本体。動作確認済みで、元通り正常に稼働しています」

Airdog X5の修理完了後に電源を入れて動作確認を行っている様子。緑色のインジケーターが点灯し、正常稼働を示している。

お客様には「まさか本当に直るとは思っていなかった」と大変ご満足いただき、後日、他機種の修理依頼までいただきました。

次の章では、なぜ当店のような専門業者であればX5sの修理対応が可能なのか、その理由についてご紹介していきます。

なぜ当店ではX5sの修理に対応できるのか?

「メーカーに断られたのに、どうして御社では修理できるんですか?」

当店には、Airdog X5sの修理についてこんなお問い合わせがよく寄せられます。実際、X5sは構造がやや特殊で、メーカーや販売店では対応が難しいケースが多いのが現実です。

その理由は、内部パーツが流通していないことや、故障原因の特定に高度な知識が必要なことにあります。

では、なぜ当店では対応できるのか? その答えは、専門スタッフの技術力にあります。

設計・制御に強い「プロの修理スタッフ」が在籍

当店の修理スタッフは、これまでに電子機器の制御設計や家電修理を数多く手がけてきたエンジニアたちです。

たとえば、大手食品工場や物流センター、オーディオ機器メーカーなどで「装置の電気制御設計」「検査機・梱包機のソフトウェア開発」「家電製品の回路設計・修理・品質保証業務」に携わってきた技術者です。
いずれも、日常的にセンサーや基板、スイッチ制御に関わっていた現場経験者です。

こうしたバックグラウンドがあるからこそ、X5sのような精密機器に対しても、
「ただのパーツ交換」ではなく、原因の特定→最適な修理方法の判断まで一貫して対応できます。

純正部品がなくても修理できる理由

正規メーカーでは「パーツ供給がないから修理できない」と断られるケースもあるようですが、
当店では、安全基準を満たす互換パーツを選定し、交換修理が可能です。

もちろん、安価な部品を無理やり使うようなことは一切ありません。
形状・電圧・耐久性など、厳しくチェックしたものだけを使用し、丁寧に作業しています。

修理だけでなく、再発防止メンテナンスも徹底

「直ったらOK」ではなく、長く安心して使えるように、ホコリやペットの毛の除去、端子の清掃、内部の接点確認などもあわせて行っています。
再発リスクのある汚れや劣化も見逃さず、可能な範囲でメンテナンスを施します。

安心してご相談いただける理由

  • 家電や産業機器の電気制御に精通したスタッフが対応
  • 故障原因をしっかり特定し、最小限の部品で修理
  • 他店で断られたX5sも9割以上の確率で復旧

「買い替えるしかないかも」とあきらめる前に、一度当店へご相談ください。

次章では、実際に修理を依頼した場合の「料金」「納期」「申込みの流れ」についてご案内していきます。

修理費用・納期・依頼の流れについて

「修理って高いんじゃないの?」
「どれくらいで戻ってくるのか知りたい」


そんな不安を抱えている方も多いと思います。
ここでは、Airdog X5sの修理を当店にご依頼いただいた場合の、費用や流れについて分かりやすくご紹介します。

修理費用の目安

基本料金は 17,600円(税込)〜 となっており、
部品の交換が必要な場合でも、ほとんどのケースで総額3万円以内に収まっています。

実際の費用は、

  • 電源ユニットの修復のみ
  • センサースイッチの交換
  • モーターの不具合修正

などの作業内容によって前後しますが、事前に必ず見積りをご案内してから修理を進めますので、後から「こんなにかかると思わなかった」と驚くことはありません。

納期の目安

本体が当店に到着してから、通常5~7営業日以内に修理完了&発送しています。
お急ぎの場合は、できる限りスケジュール調整をさせていただきますので、あらかじめご相談ください。

修理の流れ

修理ご依頼は、とても簡単です。
以下のような流れになります:

1、お問い合わせ(LINE・電話・メール)
 ▶ 症状の確認や概算見積りをお伝えします

2、発送準備
 ▶ 梱包材がない場合は、梱包不要でご自宅まで引き取りに来てくれる集荷サービスもあります
詳しくはこちら(外部リンク)
https://www.008008.jp/transport/kazai/
アートセッティングデリバリー(家財おまかせ便)

3、本体到着・診断
 ▶ 状態を確認し、正式な見積もりをご連絡

4、修理開始・動作テスト
 ▶ 問題がなければご入金後、返送準備

5、返送完了

支払い方法について

お支払い方法は、現在以下の方法に対応しております:

クレジットカード決済(オンライン対応)
 ▶ ご依頼後に専用決済リンクをお送りします。スマホからでも簡単に決済可能です。

請求書払い(法人・クリニック・会社関係のお客様のみ、要相談)
 ▶ 継続的なご依頼や法人契約をご希望の方には、請求書によるお支払いも承っております。詳細はお問い合わせ時にご相談ください。

全国どこからでも受付中!

当店では、全国からの修理依頼に対応しています。
配送中のトラブルが起きないよう、受け取り・返送時のチェック体制も整えておりますので、安心してご依頼ください。

次章では、「他店では修理できなかったのに、なぜ当店では直せたのか?」という実例を紹介しながら、実際にご依頼いただいたお客様の声やその背景をお届けします。

他店で断られたX5sも、当店なら修理可能だった理由

「もう買い替えるしかないと思っていたんです」
「メーカーにも、他の修理業者にも断られました」

Airdog X5sの電源トラブルでお困りの方から、こうした声を多くいただきます。
実際に「電源が入らない」「ランプが点かない」といった症状は、一見すると深刻な故障に見えるかもしれません。しかし当店では、その多くを“復旧”という形で対応してきました。

この章では、そうした「直らないと思われていたX5sを修理できた理由」についてお伝えします。

ケース1:スイッチ反応なし → センサースイッチ交換で復旧

あるお客様からは、「コンセントをつないでも無反応」「スイッチを押しても何も起きない」というご相談をいただきました。メーカーにも連絡されたそうですが、すでにサポート対象外とのこと。

本体をお預かりし分解したところ、内部のセンサースイッチに物理的な劣化が見つかりました。押下しても内部の接点が正常に動作しておらず、電源が入らない状態に。

当店では、スイッチ部分を同等品に交換・はんだ付けにて修復。さらに、基板周辺に蓄積していたホコリを除去し、再組み立て後の試運転では、正常な動作を確認しました。

Airdog X5のインターロックスイッチを交換するために、配線処理と部品接続を行っている修理中の様子

ケース2:ペットの毛が原因で電源不良

また別のケースでは、電源が入らない理由がペットの毛の内部侵入にありました。
精密部品である基板周辺に細かな毛が絡みつき、静電気による誤作動や導通エラーを引き起こしていたようです。

こちらは、センサースイッチとモーター両方の点検・清掃を実施。基板洗浄と毛の除去を丁寧に行い、通電確認後は問題なく起動しました。

「基板周りに絡みついていた毛やホコリ。静電気トラブルの原因に」

Airdog X5の内部基板にホコリがびっしりと付着し、センサー誤作動の原因となっている様子

☑ポイントは「複数の軽微な不具合を見逃さない」こと

X5sの電源トラブルは、たった一つの部品交換では解決しないこともあります。

  • 微細な接点不良
  • スイッチの誤動作
  • ホコリや毛による絶縁トラブル

こうしたいくつかの小さな“異常”が重なり、全体が起動しない状態になっていることも多いのです。

メーカーや他の修理業者が「部品がない」「原因不明」と判断してしまうのも無理はありません。
しかし当店では、ひとつひとつを根気強く調査し、“今ある状態”からでもできる限りの修復を目指します。

X5s修理に本気で取り組む理由

Airdog X5sは、内部構造が複雑なうえ、部品流通が限られているため、メーカーや一般の修理業者では対応を断られるケースが多くあります。
当店に「どこも修理してくれなかった」「一度見てほしい」と相談が集まるのは、そういった背景があるからです。

修理は一台ずつ手作業で対応

X5sの修理は、ネジだけで60本以上、分解と再組立に高い精度が求められます。
当店では、基板やスイッチまわりの構造を把握した専門スタッフが、一台ずつ丁寧に手作業で修理対応しています。

内部のセンサーやスイッチ部は繊細で、静電気やペットの毛が原因で誤作動するケースも多いため、故障原因を見落とさず、再発防止まで含めた修復を行っています。

安心して相談できる環境を

「修理できるかだけ知りたい」「見積もりだけでも」という方も歓迎しています。
LINE・電話・メールすべてに対応しており、無理な営業や契約は一切ありません。

当店では、修理可否の判断・概算費用の目安提示までは無料です。
お困りの際は、まずお気軽にご相談ください。

修理/分解クリーニング依頼・お問い合わせ


Airdog修理・完全分解クリーニング専門店 クリーンキーパーズ

【本店】〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾2丁目19-26
【東京支店】〒143-0022 東京都大田区東馬込2-19-9 2F

公式LINEでのお問い合わせ(https://lin.ee/jWONlqw
電話番号:0120-505-982(受付8:00~20:00 年中無休)
ホームページURL:(https://c-keeper-s.com/lp/airdog/

ご相談・お見積もりは無料です。まずはお気軽にお問い合わせください!

-コラム